森川如春庵の世界　茶人のまなざし
名古屋市博物館	地図検索が出来ます。
如春庵の蒐集品の中で本阿弥光悦の時雨と乙御前が一緒に展示されるという機会に、名古屋市博物館へ出かけました。先日の松坂屋の小掘遠州展より数段充実していて多くの蒐集品が展示されています。お茶の嗜みのない私にも、光悦の茶碗の「時雨」の深い複雑な黒の色と口造りのシャープな形、「乙御前」の赤楽の色と手の中にすっぽり納まりそうな、まろやかな形に感銘を受けました。何と森川如春庵は、光悦のこの２つの茶碗を１０代の若さで手に入れているそうで、財力もさることながら、若くして持っている眼力に感動します。
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